【Review!】強化された仮想化環境:日立 BladeSymphony BS1000

2007/4/27 - IAポータル編集部

【メーカー】日立製作所
【製品名】BladeSymphony BS1000
【発売日】2007年3月2日

【CPU】 クアッドコア インテル Xeon プロセッサー X5355[2.66GHz] / E5345[2.33GHz] / デュアルコア インテル Xeon プロセッサー 5160[3.0GHz] / デュアルコア インテル Xeon プロセッサー 5140[2.33GHz] / デュアルコア インテル Xeon プロセッサー 5110[1.60GHz]
【タイプ】 ブレードサーバー
【メモリ】 最大32GB ECC DDR2-667 FB-DIMM Chipkill/メモリーミラーリング/オンラインスペアメモリ対応
【HDD】 2.5インチ(10,000min-1) SAS、ディスク×4、最大 292GB、または3.5インチ(7,200min-1) SATA ディスク×2、最大 320GB
【冗長機構】 SAS RAIDカード装備
【管理ソフト等】 JP1/ServerConductor/Agent

シリーズ沿革

株式会社 日立製作所(以下、日立)の統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony(ブレードシンフォニー)」は、同社が提唱するサービスプラットフォーム コンセプト「Harmonious Computing(ハーモニアス・コンピューティング)」――「経営力」「現場力」「IT力」を共鳴させ、ビジネスの変化を「発展」と「共創」「信頼」という3つの価値に変えるコンピューティング環境――に基づいて開発された企業向け主力製品である。

ブレードサーバー部、ネットワーク部、ストレージ部から構成されるハードウェア基盤にOS、システム管理ソフトウェアを組み合わせたプラットフォームBladeSymphonyをベースに、システム運用の自動化を支援する「JP1」をはじめとするミドルウェア類、および導入から運用に至るサービスとの連携により、統合的なソリューションを提供する。

日立が2006年に投入したデュアルコア インテル Itanium 2 プロセッサー 9000番台(Montecito)採用のBladeSymphony向けサーバー・モジュールには、同社の独自開発によるハードウェア・ベースのサーバー仮想化機構が標準搭載され、インテル バーチャライゼーション・テクノロジー(インテル VT-i)との連携により、優れたパフォーマンスとスケーラビリティーを実現している。

新製品:BladeSymphony BS1000

今回発表された、Montecito搭載のハイエンド向けサーバー・モジュール「BS1000」では、最大4枚のサーバー・モジュールを使った「サーバー・モジュール間SMP」のほか、従来より強化されたサーバー仮想化機構「Virtage(バタージュ)」が標準搭載されている。Virtageでは論理パーティションに物理プロセッサーを占有させる「占有モード」、複数の論理パーティションで物理プロセッサーを共有する「共有モード」が利用できるほか、ニュース・リリースによると次の2点が強化されている。1) FC(ファイバー・チャネル)アダプターに搭載されたI/Oアシスト機能により、スループットが維持されたディスク共有機能、2) N+1コールド・スタンバイ(本番系N台、待機系1台)。また、日立ではVirtageの導入を支援するために「ソリューション サービス for Virtage」を提供する。

BS1000サーバー・モジュールは、Montecito搭載モデルの場合、プロセッサー数は最大2ウェイ、メモリーはECC対応DDR2-400 Registered DIMMを最大32GBまで増設可能。ネットワーク・インターフェースはGbE(Gigabit Ethernet)が最大2ポートとなっている。OSは、Microsoft Windows Server 2003、Red Hat Enterprise Linux、HP-UXがサポートされる。Windows/HP-UXのインストールモデル、OSレス・モデルに加え、Virtage搭載モデルが用意されている。

また、インテル Xeon プロセッサー搭載モデルも用意されており、クアッドコア 5300番台(Clovertown)、デュアルコア 5100番台(Woodcrest)、およびデュアルコア 5000番台(Dempsey)の中から選択できる。プロセッサー数は最大2ウェイ、メモリーはECC対応DDR2 FB-DIMMを最大32GB増設可能、2.5インチSAS(Serial Attached SCSI)ディスクを最大4基、あるいは3.5インチSATA(Serial ATA)ディスクを最大2基搭載でき、2ポートのGbEインターフェースが装備されている。OSはMicrosoft Windows Server 2003とRed Hat Enterprise Linuxがサポートされ、Windowsプレインストール・モデルとOSレス・モデルが用意されている。

BS1000サーバー・シャーシは、10Uラックマウント型で、最大8枚のサーバー・モジュールのほか、I/Oモジュールを最大2枚、BS1000Bモデルでは、ストレージ・モジュールを最大4枚まで搭載できる。

SPECベンチマーク結果

SPECint_rate_base2000
Result CPU Memory
259 Montecito 9050 1.60GHz 2way 32GB
 
SPECfp_rate_base2000
318 Montecito 9050 1.60GHz 2way 32GB


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